2019/03/21 舞台「仮面ライダー斬月」を観に行く

※なんかネタバレあるかもなので注意

初の仮面ライダー舞台化だというので記念に行こうかな。そんな軽い気持ちでチケットを取った。よくよく考えたらこの舞台の元になる仮面ライダー鎧武をちゃんと見たのは、友達と行った伊豆旅行の朝だけだった気がするので正直少し不安である。はたしてワタシはちゃんと理解できるのであろうか…。(個人的には2.5系舞台でも原作を知らない人も楽しめるのが前提だと思ってるけどそうでもないのもままある)

結果として簡潔に言えば大人のライダーショー。帰り道で少しは鎧武見てくれば良かったと言っているお嬢さん方がいたが全くで。ちゃんと予習していけばもっと楽しめただろうに!!ちょいちょい説明入れてくれたし、流れでちゃんとわかる。でも、キャラクターの深い心情までは難しい。1時間50分よりももっと長く観てられる。キャラクターそれぞれが魅力的。観た後にすごいあっさりしていたけど、きれいにまとまっているが故な気がする。

ダンスも途中少しだけあって、薄っすら記憶で鎧武はダンスチームの話だった覚えがあるので意識してるのかなと。キャラクターも原作意識してるのかもちょっと見覚えある感じ。

まぁ、中央ヨーロッパ辺りのどっかの国話だとは思わなかった。鎧武って日本が舞台だと思ってたから。呉島さんの本編の過去と未来の話になっているらしく、プロジェクトアークやスカラーシステムが何なのか途中まで分かんなかったけど呉島さんが記憶喪失設定なので思い出す過程で説明されるので、なんとなく理解できる。でも、観終わった後に調べた。ちょいちょい用語出てくるけど簡単には説明してくれる。

変身シーンとかはどうなんだろうと思ったけど各所うまい具合に変身していく。見せ場の変身のシーンではスクリーン使って果物頭にかぶるやつ(あってるかな)も再現されてた。1階席で見たらちゃんと重なって見えるんでしょうね。必殺技も繰り出すし、ライダーの戦闘シーンもそこそこある。本当に大人のライダーショー。生身の人間もがっちり戦闘シーンあるし、変身しても戦うし、ちょっとダークな話の感じも良かった。

最後のアイムとグラシャが戦うところだけちょっと分かんなかった。いや、言いたいことはわかるんだけど。みんなで貴族やっつけようぜ!ってなるけど今までの遺恨もあるし戦いでしか責任を果たせない的な?違うのか。そうなのかなって思うんだけどグラシャの気持ちとか思いがこの短い時間では理解しきれなかった。ごめん。仮面ライダー同士の戦いの見せ場のためかもしれないけど。もうワンエピソードあればかな。

あと気になったのはライダーベルト使うとインベスになるって話だったけど、本編のライダーたちは平気だったのか?(舞台のライダーベルトは未完成品?試作品のままのを鎮宮鍵臣が子供たちに渡してて、本編は完成品ということでいいのかな)

とりあえず前知識なくても結構楽しめました。これからも外伝が舞台でやるってのも素敵なんじゃないかな…やっぱり生でテレビでみてた登場人物が生きてるのってすごいよね。