1/6 調べモノ
※鯉口を切るとは
刀ミュの歌で聞くけれど、コイクチとはなんだ。
いや、刀の展示を見に行くと刀の説明のところに書いてあるから何となくどこかはわかるけど、全体的に朧気である。
さて、調べてみると鯉口は刀の鞘の入り口。理由は鯉の口に似ているから。
じゃあ、鯉口をきるとは?
→すぐに刀が抜けるようにしておくこと。(辞書で調べた)
紐とかで結わってあって鞘から抜くときにそれを切るのかなとか思ってけど、そんな悠長なことではなかった。そりゃ、ひもで縛ってたらいざって時ぬけないもんね。
よく時代劇とかでみる、あの戦闘前にちょっとだけ刀を鞘から出すやつ。アレが鯉口を切るであった。
鍔を押してカチャってやるの。
つまり、鯉口を切る、とは戦闘準備万端だ、オイ、かかってこいや。ってことなのか。
ってか今まで刀って鞘に入れているだけでよく抜けないもんだな、と思っていたけど鎺が楔状になっていて、鯉口にはまり抜けないようになっていること初めて知った。可愛いだけじゃなかったんだ。
少しかしこくなった!
アートとかよく分からんけど美術展に行く。
ルーブルNo.9展に行ってきました。
簡単に説明するとルーブルとマンガのコラボ展だぜ!って感じの美術展です。
美術展とか美術館には気が向くとふらっと行くのですが、ハッキリ行ってアートとかよく分からんです。スゲー絵画を目の前にしても、うむ、キレイですな!位しか言えない。
そんな輩の感想なので、ためになる感想などは期待していないでほしいです。
ルーブルNo.9展。
ルーブルは皆さんご存知のかの有名なフランスはパリのルーブル美術館のこと。
では、No.9とは?
世界的に決めたのか、ルーブル美術館が決めたのかすっかり忘れましたが、芸術は9つの序列があって、No.1建築、No.2彫刻、No.3絵画、No.4音楽、No.5文学、No.6演劇、No.7映画、No.8メディア芸術。
そして、9つ目の芸術がバンド・デシネ(マンガ)。ルーブルではプロジェクトでアートとバンド・デシネとのコラボをすすめてて、いろんなバンド・デシネ作家さんやマンガ家さんにルーブルをテーマに作品を制作してもらっているらしい、それの展示会がルーブルNo.9展なのだ!たぶん!ちょっと違うかも。
まあ、いろんな方がルーブルをテーマにマンガを描いてるのは本当。
各作品の生原稿が展示してあるので、好きな方にはそれだけでもたまらんかと思います。
荒木飛呂彦先生のとかは全編カラーで、まぁ、一部のみの展示でしたけど、おもしろかったです。
そう、おもしろいんですよ、マンガって。登場人物が動いて、考えて、話が進んで。こっちは、笑って泣いて、ときには考えさせられて。ワクワクとドキドキ。たまにはきゅんとしたりもするかも。
で、ルーブル美術館をテーマにマンガ。
どんな、漫画だと思います?私は行くまで下調べなしだったので、あんなマンガがあるとは思いませんでした。
現実、異世界、過去、未来。ルーブル美術館を通じて空想の世界が展開していくのを、あっちこっち、世界を彷徨いのぞく気分で展示を見て回ると、見たことのないルーブル美術館が広がっていく。
芸術はよくわかんないけど、ちょっとだけルーブル美術館を身近に感じた気がします。漫画ってすごいねっ。
行きたくなる!本当に!途中でルーブルの見どころ紹介してるのもずるい(笑)
私はサモトラケのニケが好きです。
あの首と腕がない姿がいい。どんな顔がついて、何をその手は抱いていたのかわからないところがいい。想像が膨らむ。
話はそれましたが、1つ1つの作品については、見た方がそれぞれの感じたらいいと思うので言及はしないでおきます。
展示は半分くらいがフランスのバンド・デシネの作家さんの作品でしたね。あんまり、バンド・デシネは読んだことないのですが、自分との感性の違いを感じつつ、イイ具合に皮肉が効いていてにやりと笑ってしまいました。
日本の作家さんのは、発売されているの連載されてるのがあるのかな?
あ、ここまで読んで、バンド・デシネとはなんぞ?と思った方。私もです。
バンド・デシネはフランスのマンガみたいなのものですが、日本のコミックとは全く違う。サイズ、値段、手法、とにかく違う。
とりあえずNo.9展行けばわかる。ちゃんとそこら辺の説明もあるので。マンガ家さんの感じた違いとかおもしろかったですよ。ここで書いちゃうのは簡単だけど、ぜひ、No.9展に行ってバンド・デシネをみて感じて欲しい。
さて、つらつら書いてきましたが、今回ルーブルNo.9展にいくことになった、理由。
神谷さんの音声ガイド。
これがまためちゃくちゃ良かった。
本当に行く人は借りた方がいいよ。神谷浩史を知らないあなたも借りた方がいい。
ハッキリ言って、よくわかんないじゃないですか、絵を並べられても。説明かいてあるけど、読むのも疲れちゃうし。
神谷さんの声、聞き取りやすくて、長ったらしい説明も頭に入ってきやすい(当社比)
そして、たんたんと作品の説明してくれるだけじゃなくて、ここ面白いとこ!ここすごいとこ!とか言うところは感情こめて、そりゃ、めちゃくちゃこめて盛り上がってくれるから、こっちもワクワクドキドキするんだなー。
あんなに感情こもってる音声ガイドは関ヶ原展以来です。あれも、声優さんでしたが。
ちょっとだけマンガにアテレコしてくれてたりな!この音声ガイドも含めて楽しかったんで、ぜひ。
ルーブル美術館にこれからの人生でまた行く機会があるかはわからないけど、行く日があれば今回の展示を思い出して、新しい扉開いてみたいですね。
撮影OKのサモトラケのニケのところです。散らばっている本が今回の展示品でございます。まだ、日本全国回るようなので、おうちの近くに来た際はぜひ!